男子フィギュアスケートで、ソチ五輪５位、１４年世界選手権銀メダル、現在はプロフィギュアスケーターの町田樹氏（２８）が１５日、自身の公式サイトで１０月６日のアイスショー出演をもってプロスケーターから引退すると発表した。

　サイト上で「私、町田樹は学業専念のため、プロフィギュアスケーターを引退いたします。私にとって様々な思い出の詰まったさいたまスーパーアリーナにて、一人でも多くの皆様にお会いできますことを心より願っております」とつづった。

　町田氏が最後の出演としているのは１０月６日の「Ｊａｐａｎ　Ｏｐｅｎ２０１８」と、「Ｃａｒｎｉｖａｌ　ｏｎ　Ｉｃｅ２０１８」（どちらもさいたまスーパーアリーナで開催）。新作を披露する予定としている。

　氷上での表現力、言葉遣い、読書家であることなどから「氷上の哲学者」と称される。１４年の全日本選手権で４位に入った後、突然、現役引退を発表したことも話題になった。早大大学院スポーツ科学研究科博士後期課程に在学中。現在はプロスケーターとしても活動していた。