吉田沙保里が初のセコンド 「選手の血が騒ぐ」も実戦復帰には慎重姿勢

 「レスリング・全日本選抜選手権」(14日、駒沢体育館)

 16年リオデジャネイロ五輪以降は選手兼任コーチとして活動している吉田が、全日本大会で初めてセコンドに入った。同じ三重県出身で“ポスト吉田”の声もある向田は「憧れの人にセコンドに入ってもらって、とても心強かった」と声を弾ませた。

 一仕事終えた吉田は「緊張した」と胸をなで下ろし、向田について「成長している」と目を細めた。ただ、決勝は9-0とテクニカルフォールまで1点に迫りながらも取り切れなかったことに「そこが課題。だから外国人に逆転される」と厳しさも忘れなかった。

 後輩の活躍を見届け、選手としても「ちょっと血が騒ぎますね」と明かしつつ、実戦復帰は「そんなに簡単じゃない」と慎重姿勢。東京五輪に出場するには、12月の全日本選手権出場が当面の期限となる。

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