甲子園でも日大の看板撤去…広告需要の高い場所、異質な光景に

試合前の練習で阪神・鳥谷敬がノックを受ける。後方の日本大学の看板がなくなっていた=甲子園(撮影・田中太一)
3枚

 甲子園球場の一塁アルプス席と右翼席の間に設置されていた日本大学の広告看板が29日までに、撤去された。アメリカンフットボール部の悪質な反則を巡る騒動に揺れる日大側が自粛の申し入れをすでに発表しており、この日の試合前練習開始前までに外された。甲子園では例年12月に、全日本大学アメリカンフットボール選手権大会の決勝にあたる「甲子園ボウル」が開催されている。

 甲子園球場の日本大学の広告看板があった場所は現在、緑の無地の看板が入れられており、異質な光景となっている。一塁アルプス席と右翼席の間は高校野球開催時に、アルプスの風景をテレビカメラが映し出した際、看板が映ることから広告需要の高い場所として知られている。

 日大は28日、東京ドーム、ナゴヤドーム、神宮球場、横浜スタジアム、ヤフオク!ドーム、楽天生命パーク宮城、甲子園球場に掲げていた広告について、自粛を発表していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス