関学大被害者父、日大首脳陣会見に怒り「体の震えが止まりません」

 日大アメリカンフットボール部との定期戦で悪質タックルを受け負傷した選手の父である奥野康俊さんが24日、フェイスブックを更新し、前夜行われた日大アメリカンフットボール部の内田正人前監督と井上奨コーチの会見について「指導者2人に対して体の震えが止まりません」と怒りをにじませた。

 奥野氏は問題の試合が行われた5月6日以降、今回の騒動について初めてフェイスブックを更新。前夜行われた緊急会見で、内田前監督は「私の指示ではない」と否定したことに「これでは宮川君が、可哀想でなりません。酷すぎます」とつづり「親の立場で我が息子と重ねると宮川君は、加害者ではありますが、指導者2人に対して、体の震えが止まりません」と怒りに震える心境をつづった。

 そして内田前監督が問題のシーンを見ていなかったとしていることに、動画、写真を撮っている人へ「前内田監督が見てるシーン、顔の向きが分かるシーン、何でも結構です。そのデータを頂きたいのですがよろしくお願いします」と呼びかけた。

 更に奥野氏は「この事件に息子と、アメフトと、アメフトを愛する両大学の子供達の為、日本のスポーツ界の信頼回復の為全てを捧げる所存」とつづり、任期満了をもって現在務めている大阪市議に「ピリオドをうち、次の選挙では立候補いたしません」と宣言。「残りの人生をかけ真剣に、とことん、この問題に向き合う覚悟です」と、今回の問題解明に取り組むことを明言した。

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