全勝の栃ノ心は大関とりへ前進 白鵬は阿炎に金星配給で初黒星 1敗は鶴竜ら6人

突き落としで豊山を破った栃ノ心(右)=両国国技館(撮影・出月俊成)
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 「大相撲夏場所・6日目」(18日、両国国技館)

 全勝の横綱白鵬(宮城野)は初顔合わせの前頭二枚目阿炎(錣山)と結びの一番で対戦し、阿炎が押し出しで初金星を獲得した。

 横綱鶴竜(井筒)は初顔合わせの前頭三枚目大栄翔(追手風)と対戦し、はたき込みで勝って1敗を守った。

 大関豪栄道(境川)は過去5勝5敗と五分の前頭四枚目千代大龍(九重)に押し倒しで敗れ、3敗目を喫した。

 大関とりの懸かる関脇栃ノ心(春日野)は、初対戦の前頭三枚目豊山(時津風)を突き落としで下して、全勝を守った。もうひとりの関脇、逸ノ城(湊)は、前頭筆頭玉鷲(片男波)に押し出しで敗れて2連敗(4勝)。

 遠藤(追手風)と御嶽海(出羽海)の3勝2敗同士の“小結対決”は、御嶽海が上手出し投げで勝った。

 全勝は栃ノ心、1敗は白鵬、鶴竜の2横綱と正代(時津風)、大翔丸(追手風)、千代の国(九重)、旭大星(友綱)。

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