悪質タックル問題 孤立の日大 成蹊大も試合中止 春のオープン戦全滅危機
6日に行われたアメリカンフットボールの関学大と日大との定期戦(東京・アミノバイタルフィールド)で、関学大の先発出場したクォーターバック(QB)選手が相手守備選手から悪質なタックルを受け、負傷した問題が波紋を広げる中、関東学生アメリカンフットボール連盟は17日、6月16日に予定されていた日大-成蹊大(アミノバイタルフィールド)の中止を発表した。
午前の段階で今月27日に予定されていた明大からの申し入れで、日大-明大(アミノバイタルフィールド)の中止を発表。すでにこの問題を受けて、今月20日に日大との対戦を予定していた法大、6月9日に日大戦を予定していた東大と、同10日に予定していた立教大の3校が、「安全性が担保されていない」ことを理由に、連名で関東学生連盟に日大との試合中止を求め、決定しており、問題が表面化してから、日大戦の中止はこれで計5試合となった。
5月の試合予定はなくなり、今後は6月3日の近大戦(非公開)、17日の桜美林大戦が予定されているが、日大の対応の遅れによる問題の長期化が懸念されており、全滅の危機に陥った。




