悪質タックル問題、関東学連が中間報告「最終決定までもう少し時間」

 関東学生アメリカンフットボール連盟が16日、6日に行われた日大と関学大との定期戦(東京・アミノバイタルフィールド)で、関学大のクォーターバック(QB)選手が日大守備選手から悪質なタックルを受けて負傷した問題で、調査を行っている規律委員会の中間報告を発表した。

 関東学連は10日に反則を犯した日大選手の対外試合出場禁止、内田正人監督への厳重注意を発表しており、規律委員会で調査をした上で最終的な処分を決める。現在は関係者へのヒアリング調査を継続しているといい、「規律委員会の調査が終了し、それを受けて理事会が処分の最終決定をするまで、もう少し時間を要します」と、引き続き調査を行うことを報告した。

 定例の理事会は6月13日に行われる予定だが、調査の進捗状況次第では臨時で理事会を開催する可能性がある。担当者は「理事会で承認されたら最終的な処分を発表する。会見を開くことも検討している」と話した。

 関学大は15日、日大アメフット部へ送付した抗議文への回答を受け取ったことを明らかにしており、17日に記者会見を行う予定。また、負傷した選手は「第2・第3腰椎棘間靱帯損傷」と診断されている。

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