“柔道×EXILE”異例コラボ、初応援ソングに井上康生監督「スーパー一本級」

(左から)増地克之監督、井上康生監督、黒木啓司、EXILE SHOKICHI=都内
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 柔道男子日本代表の井上康生監督(39)とダンスボーカルグループ「EXILE THE SECOND」が14日、都内で共同記者会見を行い、同グループの「日昇る光に~Pray for Now」が全日本柔道連盟の柔道応援ソングになったことを発表した。

 応援ソングは柔道界の長い歴史の中で初めてで、井上監督は楽曲について「『一本』どころか『スーパー一本』級だと思う」と、相手が回りすぎて背中がつかないほど完璧な投げ技になぞらえて太鼓判。「柔道とEXILEはかけ離れた所にあったと思うが、実現できたのは喜びと感謝しかない。この恩は結果で返すしかない」と2020年東京五輪に向けた躍進を誓った。

 今回の異例のコラボは、メンバーの黒木啓司が井上監督と同郷で親交があったことをきっかけにEXILE THE SECOND側から打診し実現したという。

 井上監督は「(柔道が)これまで築いた伝統はしっかり持たないといけない」と強調しつつ、「柔道の世界は武道から始まった流れもあって、楽しむとか喜ぶとかに抵抗があるように感じる部分がある。これから柔道界の発展を考えると、会場で楽しかったとか、柔道を見ていいなと思ってもらうようなエンターテインメント性も大事」と時代に即した“変革”の必要性を説いた。

 また、この応援ソングは23日のEXILE THE SECONDの公演(幕張メッセ)でお披露目される予定で、柔道界からはリオ五輪メダリストの大野将平(旭化成)、田知本遥さん(昨年引退)、高藤直寿(パーク24)、海老沼匡(パーク24)、羽賀龍之介(旭化成)、中村美里(三井住友海上)が“殴り込み”をかけることも発表された。井上監督は「6人には『歌って踊れ』と話しているのでキレキレの動きが見られると思う」と、いたずらそうにハッパをかけていた。

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