バドミントン女子ダブルス世界選手権銀メダルの福島由紀（２４）、広田彩花（２３）組＝再春館製薬所＝が３０日、アジア選手権を終えて中国・武漢から成田空港に帰国した。

　４月限りで所属を退社し、岐阜トリッキーパンダースに移籍することが報道されているが、「今はお答えできない」と言及を避けた。同日中に熊本に帰り、再春館製薬所側と協議するとみられる。

　同社によれば、２人は３月末に退職届を提出。家族から慰留の申し出があって保留しているものの、意思が変わらなければ３０日をもって退社となる見込みだった。

　移籍先とされる岐阜トリッキーパンダースでは、再春館製薬所元監督で、２人が前身のルネサス時代から指導を受けていた今井彰宏氏がスタッフとして在籍している。