恐るべし池江璃花子、女子100m自由形でも日本新 「すごいうれしい」今大会5回目

 女子100メートル自由形で2連覇を果たし歓声に応える池江璃花子=東京辰巳国際水泳場
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 「競泳・日本選手権」(8日、東京辰巳国際水泳場)

 今夏のアジア大会(ジャカルタ)などの代表選考会を兼ねて行われ、女子100メートル自由形決勝では日本記録保持者の池江璃花子(17)=ルネサンス亀戸=は、前日の準決勝で出した自身の記録を0秒43上回る53秒03で連覇を達成した。池江は今大会3種目で5回目の日本記録となった。

 前半は力をため、後半に突き放した。このタイムは昨年の世界選手権7位入賞相当、16年リオデジャネイロ五輪4位相当で、世界大会でも決勝進出を果たせるレベルだ。

 レース後は「目標は3秒3(53秒3)ぐらいだったので、それを大幅に更新することができてすごいうれしいです」と笑顔。「少し前半抑えめにいって、後半を思い切り上げようという自分の中でのレースプランがあったので、しっかりその通りに泳げて、このタイムが出たと思います」と、作戦通りだったことも明かした。

 1時間後の50メートルバタフライに向けて「こんなにたくさんの観客の皆さんがいると思わなくて…。この場で(日本新が)出せたのもうれしいですし、また、50(メートル)バタフライでも日本記録を出したいと思うので、最後まで応援よろしくお願いします」と、誓った。

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