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貴乃花親方、協会序列は80人抜かれ 理事時代のナンバー3から転落

険しい表情で相撲協会理事会に向かう貴乃花親方=両国国技館(撮影・堀内翔)
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 自身の春場所中の勤務態度や、弟子の貴公俊が付け人に暴行した問題の監督責任により、貴乃花親方が29日、日本相撲協会から、委員から年寄への降格処分を受けた。日本相撲協会の役職について、詳しくまとめた。

 この日の処分が反映された日本相撲協会の職務分掌表では「年寄」の階級となった貴乃花親方は1番目の八角理事長(元横綱北勝海)から数えて83番目に名前が記された。理事時代には3番目に位置づけられていたことを考えると、単純計算では80人に抜かれたことになる。

 協会の階級には、年寄、主任、委員、役員待遇委員と、選挙を経て選任される副理事、理事がある。理事長は理事会での外部理事を含めた投票で選ばれる。これ以外に、定年後に理事会の審査を経て再雇用された親方は「参与」として働いている。

 現在、各階級の内訳は理事長1人、理事9人、副理事3人、役員待遇委員7人、委員58人、主任4人、年寄10人、参与8人。貴乃花親方以外の「年寄」の階級の親方を見ると、引退して日が浅い錦島親方(元関脇朝赤龍)や音羽山親方(元幕内大道)といった若手の親方の名が並ぶ。現役時代の実績を考慮すると、ここに貴乃花親方の名前があるのは異質だ。

 今回の処分を受けても、貴乃花親方は親方として協会の業務(今回は審判部の仕事など)は行える。部屋での指導もできる。八角理事長は「真面目に仕事をしてくれて、組織人としてあらためてもらえればと思っています」と会見で語っており、日々の業務で捲土重来を図るしかない。

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