バド新大会初代女王は再春館製薬所 フクヒロ&山口茜が勝利

 女子決勝、日本ユニシスに勝利し優勝を決めた再春館製薬所の山口茜=ゼビオアリーナ仙台
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 「バドミントン・トップ4トーナメント」(25日、ゼビオアリーナ仙台)

 新たな国内大会「トップ4トーナメント」最終日が25日、ゼビオアリーナ仙台で行われた。女子決勝は、S/Jリーグ今季3位の再春館製薬所が、同1位の日本ユニシスを2-0で破り、初代王者に輝いた。

 最初の第1ダブルスは、世界選手権銀メダルの“フクヒロ”こと福島由紀、広田彩花組が、星千智、東野有紗組を2-0(21-15、21-13)で下して先勝。

 続くシングルスは、世界ランク2位の山口茜(20)が、同19位の高橋沙也加(25)を2-0(21-17、21-8)で撃破。優勝を決めると、チームメートが歓喜の輪をつくった。

 山口は「S/Jリーグでは(日本ユニシスに)自分が負けてチームの負けを決めてしまったので、今日は優勝を決められてよかった」と胸をなで下ろし、「(ファンの)応援が力になっている。耳がいい方なので色んな声が聞こえて頑張ろうという気持ちになる。これから海外大会が多くなるが、1試合1試合戦っていきたい」と話した。

 福島は「S/Jリーグでは日本ユニシスさんに負けていたので、勝てて初代王者になれて良かった」と喜び、広田も「トップ4で借りを返せて良かった」と声を弾ませた。池田雄一監督は「今季、団体の優勝がなかったので、ベストメンバーで優勝を勝ち取りに行った。終わりよければ全てよし」と話した。

 新たな試みである今大会は、コートを浮かび上がらせるライトアップや、食事付きの円卓で観戦できる高級席「ロイヤルボックス」の設置など、エンターテインメント性を重視した演出が施された。

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