バド・再春館製薬所が初代王者に王手 チームを決勝に導いた山口「優勝したい」

 「バドミントン・トップ4トーナメント」(24日、ゼビオアリーナ仙台 )

 第1回大会の1回戦が行われ、女子は今季S/Jリーグ3位の再春館製薬所がシングルス世界ランク2位の山口茜、ダブルス世界選手権銀メダルの福島由紀、広田彩花組が勝利する活躍でリーグ2位の北都銀行を下し、初代王者に王手をかけた。リオデジャネイロ五輪ダブルス金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組を擁するリーグ覇者の日本ユニシスも決勝に進出。男子は日本ユニシスとトナミ運輸が決勝で対戦する。

 チームを決勝に導いた山口は「優勝したい」と気合を入れた。新たな試みの大会で、コートの照明や食事付きの高級席など豪華な演出が施されたが、約4000席のうち半分程度の客入りで「空席が少し残念」と山口。「競技をメジャーにしたい気持ちはある。選手はプレーを頑張るしかない」と使命感を燃やしつつ、「五輪メダリストを大会の売りにした方がいい。(自身の)“世界ランク2位”じゃ押しが弱い(笑)」と自虐していた。

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