桐生祥秀 日本人初の9秒台男としての卒業に感慨「ベスト更新して卒業できてよかった」

卒業証書を手にガッツポーズを決める桐生祥秀(右)と大橋悠依=日本武道館(撮影・開出牧)
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 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀(22)と、競泳女子の世界選手権200メートル個人メドレー銀メダリストの大橋悠依(22)が23日、日本武道館で行われた東洋大の卒業式に出席した。

 アルパカが描かれたオレンジのネクタイを締め、スーツ姿で出席した桐生は、卒業式を終え「楽しい4年間でした」。大学4年生の昨年9月に日本人初の9秒台となる9秒98の日本記録を樹立。それまで自己ベスト10秒01を更新できていなかっただけに「ベストを更新して卒業できてよかった。10秒01で入学してきて、ベスト出ずに卒業はコーチも嫌だったと思うので」と、笑顔で話した。

 思い出を聞かれると「メダルを獲ったり、9秒台を出したり、負けたり、1年1年色んなことがあったなと思う。1つに絞れない。一番成長したのはこうやってカメラの前でちゃんとしゃべれるようになったことかな」と、波乱万丈の4年間を振り返った。

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