「大相撲春場所・11日目」(21日、エディオンアリーナ大阪)
横綱鶴竜(井筒)が、同じモンゴル出身の小結逸ノ城(湊)を下して、全勝を守った。逸ノ城は3敗に後退した。
鶴竜を1敗で追う前頭六枚目の魁聖(友綱)は、対戦相手の同三枚目貴景勝(貴乃花)が右足部挫傷でこの日から休場したため、不戦勝。
2敗は大関高安(田子ノ浦)で、先場所優勝の関脇栃ノ心(春日野)を押し出しで下し、9勝目を挙げた。
大関豪栄道(境川)、平幕の豊山(時津風)、大翔丸(追手風)、勢(伊勢ノ海)、碧山(春日野)が、それぞれ8勝目を挙げ、勝ち越しを決めた。