極真中学日本一の神谷、前相撲で黒星デビュー「空手と全然違う」

大翔成に寄り倒しで敗れた神谷元気(左)=エディオンアリーナ大阪(撮影・持木克友)
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 「大相撲春場所・2日目」(12日、エディオンアリーナ大阪)

 前相撲が始まり、極真空手で中学日本一になった経歴を持つ神谷元気(15)=陸奥=は大翔成に寄り倒しで敗れ、黒星デビューとなった。

 空手界の逸材も大舞台には「空手で慣れているんで大丈夫と思ったんですけど、土俵に上がると、土俵が小さく見えました」と話すほど緊張。「空手とは全然勝手が違います。何をしていいか悩んでるうちに負けました」と振り返った。

 15歳ながら身長182センチ、121キロの堂々たる体格の持ち主。祖母も184センチの長身だ。20年東京五輪で正式種目となる空手を離れて角界入りを志したのは、昨年に参加した陸奥部屋の宮崎合宿。自分より小柄な力士に何度やっても勝てない悔しさを味わい、入門を決意した。

 次の取組は4日目。初白星へ「兄弟子の話を聞いて、改善したい。注目されるような取組をしたい」と前を向いた。

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