貴乃花親方 弁護士が思いを代弁「協会のガバナンスができていない」

 「大相撲春場所」(11日初日、エディオンアリーナ大阪)

 元横綱日馬富士の傷害事件に関する日本相撲協会の対応を問題視し、内閣府の公益認定等委員会に告発状を提出した貴乃花親方(45)=元横綱=が10日、京都府宇治市の宿舎で取材に応じ、「粛々と淡々とやっていく」と協会相手に一歩も引かぬ覚悟を語った。

 貴乃花親方を法的にサポートするTMI総合法律事務所の富岡潤弁護士は10日、デイリースポーツの取材に応じ、改めて告発状の目的を説明。「調査していただいて、内閣府の方に適切な権限を行使していただく」と第三者による公平な調査を継続して訴えていく考えを示した。

 暴力事件が発覚した昨年11月以降、協会からの問い合わせに対する回答や、親方側から協会への意見など文書は約20通も作成し、協会に提出してきた。「(親方は)傷害事件の起きている中で(事件に関係した力士が)神事の相撲に出ていること、協会のガバナンスができていないことを強く(疑問に)思われている」と、親方の思いを代弁していた。

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