ジャンプ小林陵侑が自己最高6位も…飛距離伸びず喜べず

 「ノルディックスキー・W杯ジャンプ男子・個人」(4日、フィンランド)

 小林陵侑(21)=土屋ホーム=が279・8点で自己最高の6位となった。1回目に129・5メートルで2位につけたが、2回目は125メートルで順位を落とした。兄の小林潤志郎(26)=雪印メグミルク=は7位に入った。平昌五輪ラージヒル優勝のカミル・ストッフ(ポーランド)が132メートル、134メートルの314・2点で今季5勝目、通算27勝目を挙げた。竹内択(北野建設)は24位。佐藤幸椰(雪印メグミルク)は2回目に進めず34位だった。

 1回目で2位につけた小林陵は、2回目終盤での飛躍で空中姿勢が乱れて1回目より4・5メートル手前に落ちた。5位までの選手全員が2回目に飛距離を伸ばしたのとは対照的で、W杯最高の6位にも喜ぶそぶりはない。平昌五輪はノーマルヒル7位、ラージヒル10位でいずれも日本勢最高。「自信はちょっとずつ、ついてきている」という将来のエース候補は「2回目もうまく飛べるように、切り替えていきたい」と誓った。

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