東京マラソンから一夜明けた26日、16年ぶりの日本記録更新となる2時間6分11秒をマークして2位となった設楽悠太(26)=ホンダ=が都内で取材に応じた。
設楽悠は日本実業団陸上連合から、日本記録の報償金1億円の目録を贈られた。前日はクールに振る舞っていたものの「心の中では半端じゃなくうれしい」と思わず笑みをこぼし、「いろんな人から『おごれ』と言われている。応援してくれた友人に食事でもおごりたい」と宣言。新鋭の“マラソン長者”は「周りの期待は高くなるが、これからも応えられるように頑張りたい」と気持ちを新たにした。