サンウルブズ、開幕戦逆転負けも収穫の1敗 フッカー・堀江「手応えはあった」

 「三菱地所スーパーラグビー2018、サンウルブズ25-32ブランビーズ」(24日、秩父宮ラグビー場)

 参戦3年目のサンウルブズは今季初戦でブランビーズ(オーストラリア)に25-32で逆転負けし、黒星スタートとなった。前半は3トライを奪うなど常に先手をとって19-15で折り返した。だが後半2分に逆転トライを許すと、さらに2トライを奪われて突き放された。22-32で迎えた後半ロスタイムにPGを決めたところで試合終了。7点差以内としたことで、ボーナスポイントによる勝ち点1を手にした。

 敗戦の中に、収穫はあった。フッカー堀江は「手応えはあった」と振り返る。過去優勝2回を誇る強豪に善戦。「準備期間で、去年よりいいと思っていた。あとは結果がついてくるように頑張りたい」と前を向いた。

 前半は互角以上に戦った。計3トライで常に先手をとり、リードして折り返した。だが、後半2分、自陣ゴール前でSH流主将のパスがゴールポストに当たる不運から逆転トライを喫する。その後は反則が目立ち、攻めあぐむ間に2トライを追加されて万事休した。

 流主将は「僕のミスで逆転されて申し訳ない」と悔やむ。だが、ブランビーズのマッケラー・ヘッドコーチは「目についた選手は流。プレーをコントロールする姿は素晴らしかった」と絶賛。司令塔としてアグレッシブに攻撃を仕掛けた。

 流は「みんながアタックしようというマインドがあって、どこからでも攻めようという意思があった。やりたいのはアタックマインドを持っていくラグビー」と言う。次戦は3月3日、ホームでのレベルズ戦。目指すラグビーで勝利を狙う。

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