園田義男氏葬儀に600人参列 谷亮子さん「柔道一直線の熱い先生」

 柔道の世界選手権軽量級覇者で、1月29日に72歳で亡くなった園田義男氏の葬儀・告別式が1日、福岡県柳川市で営まれた。監督、部長を務めた福岡工大城東高柔道部で指導を受けた五輪メダリストの谷亮子さん(42)と日下部基栄さん(39)ら約600人が参列。別れを惜しんだ。

 2000年のシドニー、04年のアテネ両五輪で金メダルを獲得した谷さんは「心からありがとうございました」と手を合わせた。「柔道一直線の熱い先生。高校の3年間、乱取りに打ち込み、投げ込みと、自身の体を使って大きな柱をつくっていただいた。もう一丁、もう一丁と、終わりのない稽古が忘れられない」と涙を拭った。

 1969年の世界選手権で兄弟優勝を果たした中量級の弟、勇氏(71)は「兄貴がいたから自分がある。突然のことで今も信じられない…」と肩を落とした。

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