瀬戸大也 今季初長水路で不発も前向き「トレーニング積めている証拠」
「競泳・東京都選手権」(27日、東京辰巳国際水泳場)
男子400メートル個人メドレーで、リオデジャネイロ五輪銅メダルの瀬戸大也(23)=ANA=が4分13秒93で優勝した。同女子は、日本記録保持者の大橋悠依(22)=東洋大=が4分39秒44で優勝。男子100メートルバタフライは18歳の幌村尚(早大)が52秒78で制し、リオ五輪メダリストの坂井聖人(早大)は3位だった。
瀬戸は今季初の長水路(50メートル)で平凡な記録に終わり、「思ったよりタイムが出なくてショック」と首をかしげた。冬場の鍛錬期間を経て、まだ“レース仕様”の体になっておらず「体の切れがなくてきつかったが、逆にトレーニングをしっかり積めている証拠」とポジティブに捉えた。
ライバルの萩野公介(ブリヂストン)は体調不良で3週連続欠場中。「公介は公介なりにプランがあると思う。(萩野が)戻ってきたときに自分も戦えるようにしたい」と、4月の日本選手権に照準を合わせた。