日本スポーツ振興センター(JSC)は22日、2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の軒やひさしの部分に使う木材を、全47都道府県から調達すると発表した。デザインを手掛けた建築家の隈研吾氏は記者会見で「北海道から沖縄まで、全国の人々の心が一つになるように」と説明した。
木材は競技場の北側から南側にかけて、都道府県の位置を反映する形で配置する。
19年11月に完成予定の新国立競技場は今年2月から、最難関とされる屋根の工事が始まる。全国の木材を使う軒やひさしの工事は3月末から始まる予定。