元横綱朝青龍のおい 昇り鯉の化粧まわしで新序出世披露

化粧まわしを着けた納谷(左)と豊昇龍=両国国技館(撮影・園田高夫)
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 「大相撲初場所・8日目」(21日、両国国技館)

 新序出世披露が21日、両国国技館で行われ、“昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の三男・納谷(17)=埼玉栄高3年、大嶽=ら新弟子がお披露目された。

 元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(18)=本名スガラグチャー・ビャンバスレン、日体大柏高3年、立浪=は兄弟子、天空海の昇り鯉が描かれた化粧まわしを着用。鯉が昇りいずれ龍となるという故事を聞くと「いいじゃないですか。しこ名も龍」と笑顔を見せた。

 「一日も早く関取に上がりたい。自分が関取になったら金色の化粧まわしをつけたい。叔父さんも金色だった。モンゴルでも金はいい色。太陽も金色だし」と目を輝かせた。

 この日は長兄・バンザラヤクチさんの21歳の誕生日。昨年11月1日の新弟子検査の日は母・ナラマンダスさんの46歳の誕生日と、縁が続く。「なんかすごい。こういうのはたまたまじゃない」と、喜んだ。

 前相撲は納谷に敗れ3勝1敗。「これからずっと戦う。次は負けない。一番一番相撲を取って上に行きたい」とライバルと切磋琢磨(せっさたくま)し、番付を駆け上がる。

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