北の富士さん、大鵬孫と朝青龍おいに期待「新弟子同士の相撲じゃない」

 「大相撲初場所・5日目」(18日、両国国技館)

 相撲解説者の北の富士勝昭氏(元横綱)がNHKの大相撲中継に出演し、この日の前相撲で対戦した“昭和の大横綱”大鵬の孫・納谷(大嶽)と、元横綱朝青龍のおい・豊昇龍(立浪)について言及した。「楽しみだねえ。これ。あと2年も3年もしたら幕内ぐらいに行ってるかもしれないね」と将来を期待した。

 納谷は大鵬の、豊昇龍は朝青龍をどことなく思い起こさせる姿で、「面影残して…」と北の富士さん。納谷が相手の首投げに合わせるようにしてすくい投げを決めたが、「新弟子同士の相撲じゃないよね。楽しみだねえこれ。あと2年も3年もしたら幕内ぐらいに行ってるかもしれないね」と好意的に受け止めていた。

 豊昇龍についても、「足腰がいいよね。今大きいより、徐々に大きくして130、140(キロ)になってきたら、いい相撲取りになりますよ」と素質に太鼓判。「出世争いだね。ライバルですね」と切磋琢磨していくことを望んだ。

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