“黒衣軍団”大分舞鶴シード校撃破ならず 中部大春日丘に屈す

 「全国高校ラグビー・2回戦、中部大春日丘38-5大分舞鶴」(30日、花園ラグビー場)

 32年連続56回目の出場となる大分舞鶴(大分)が5-38でBシードの中部大春日丘(愛知)に敗れ、2回戦突破はならなかった。

 28日の1回戦で朝明(三重)に57-7と大勝し、花園通算80勝を飾り、かつて全国制覇1回、準優勝3回を誇る黒衣軍団の復活を予感させたが、シード校撃破はならなかった。

 おなじみの黒ジャージーで登場した大分舞鶴は立ち上がりから守勢に回され前半2分、6分と立て続けにトライを奪われる。ようやく10分にラインアウトからのモールで、プロップ丸田晶大(3年)のトライで反撃に出る。しかし流れをつかみつつあった前半21分にWTB工藤光平(3年)がトライ機会阻止の反則でシンビンとなり、再び劣勢に陥った。

 前半を5-26で折り返すと、後半も攻め込みながら得点につながらず、逆に2トライを奪われる。復活は来年以降に持ち越しとなった。

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