JSC、新国立建設「予定通り」 2月から屋根工事

 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアム、新国立競技場の建設工事の進捗状況について、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)の望月禎理事は15日、「予定通りきていることをうれしく思う」と述べた。36カ月を見込む工期の約3分の1が過ぎた段階。来年2月には最も難易度の高い屋根の工事に入る。

 内装工事の一部も来年の開始予定を前倒しして実施しているという。現在1300人の作業員は来夏には3千人に増える見込み。19年11月末の完成を予定。

 工事に従事していた建設会社の社員が自殺したことを受け、作業員の健康管理のために医師やカウンセラーを配置した。

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