陸上の桐生、日本生命と所属契約 五輪へ「0秒01でも速く」

 陸上男子100メートルで9月に日本人初の9秒台となる9秒98をマークした桐生祥秀(東洋大)が13日、東京都内で記者会見し、日本生命と来年4月1日からの所属契約を結んだと発表した。社員にはならず支援を受ける内容で、桐生は「たくさんの人たちに夢を与えられる選手になりたい」と抱負を述べた。

 2020年東京五輪を含んだ複数年契約とみられ、自国開催で期待の懸かる21歳のスプリンターは「今までの桐生祥秀では満足してもらえない。0・01秒でも速くなり、世界で戦う桐生になりたい」と語り、花形種目の100メートルでの決勝進出を目標に掲げた。

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