村上茉愛「完ぺきな演技をしたい」 全日本団体へ意気込み

 「体操・全日本団体選手権」(25日、高崎アリーナ)

 10月の体操世界選手権種目別の床で、日本勢の女子として63年ぶりの金メダルを獲得した村上茉愛(日体大)が24日、凱旋試合となる全日本団体選手権(25日女子、26日男子)に向け、会場の群馬県高崎アリーナで会見した。ニューヒロインは「期待に応えられる演技をしないと、という危機感が出てきた」と自覚を漂わせた。

 世界選手権後は、教員免許取得のための介護体験にも参加するなど忙しい日々を送った。「みんな知ってくださっていて、やりやすかった」と、金メダルの影響の大きさを実感。大会パンフレットでは、男子の白井健三(日体大)とともに表紙を飾った。

 「演技の質にこだわってきた。世界選手権の再現というぐらい完ぺきな演技をしたい」。女王の名にふさわしい舞を披露する。

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