舞の海氏、白鵬の“物言い”で懸念「精神文化が崩れてしまう」

 NHK大相撲中継で解説を務める元小結の舞の海秀平氏が23日、九州場所12日目の解説を担当した。前日11日目に横綱白鵬が見せた取組決着後に審判に物言いを求めたことについて「大相撲界が守ってきた精神文化が崩れてしまいますよね」と苦言を呈した。

 前日、白鵬は嘉風に敗れた後、土俵下に約1分仁王立ちし、手を挙げて待ったがかかっていたのではないかとアピールした。「大相撲史上初めての光景だと思います」と表現した舞の海氏は「白鵬も手をついて、かなりの速度で立っていっていますからね。戦うという意思表示をしているわけですよね。踏み込んでいますよね」と立ち合いは成立していたと解説し、逆に横綱の動きを見極めてあえてふわりとした立ち合いを選択した嘉風を「作戦勝ちですね」とたたえた。

 白鵬の行為については、「昨日のようなことがあると、せっかく長い間、大相撲界が守ってきた精神文化が崩れてしまいますよね。どの力士も同じようなことをするともう収拾が付かなくなってしまいますからね」と懸念した。「勝った力士は謙虚な気持ちで、負けた力士は潔く、もう一度鍛え直してきますという気持ちでお互い礼をして、静かに引き下がっていくところにお客さんも拍手を送るんですよね」と相撲道のあり方を提唱していた。

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