白鵬、不満げに物言いを要求 前代未聞の振る舞い、品位欠く

 大相撲の横綱白鵬関が九州場所11日目の22日、関脇嘉風関戦で初黒星を喫した際、立ち合いの不成立をアピールし、しばらく土俵下で不満げに物言いを要求するなど“前代未聞”の振る舞いを行った。場所中に発覚した横綱日馬富士関の暴行問題が世間を騒がせる中、同じく横綱の品格を欠いた言動で物議を醸しそうだ。

 白鵬関は当たってすぐに嘉風関にもろ差しを許し、「呼吸が合わなかった」と力を抜いた。だが行司の軍配は返っており、そのまま寄りに敗戦。土俵下では立ったまま右手を挙げ、しばらく動かない。嘉風関が勝ち名乗りを受けた後、約20秒間も不服そうに立ち尽くした。館内は騒然となった。

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