最年長再入幕の安美錦4連勝、前日は同部屋日馬富士の不祥事に「申し訳ない」

妙義龍をはたき込みで下す安美錦(手前)=福岡国際センター(撮影・持木克友)
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 「大相撲九州場所・4日目」(15日、福岡国際センター)

 昭和以降最高齢の39歳で再入幕した安美錦(伊勢ケ浜)が妙義龍(境川)をはたき込み、初日から4連勝。踏み込んでから、相手の首を抑えて土俵際ギリギリ残して、攻め勝った。

 「うまく反応してくれた。土俵際で良かったんじゃないですか。残る余裕だけはあと1、2秒はあったけど、次の動きはないから。向こうも考えてくる中でうまく取れたかな」と納得顔。

 連勝には「星は気にしない。その日に集中して取れればいいと思ってやっている。勝ち負けにこだわらず相撲が取れればいい。負けるより勝った方がいい。しっかり準備してやる」とうなずいた。

 同部屋の横綱日馬富士(33)=伊勢ケ浜=が暴行事件を起こした。前日には「本当にお騒がせして申し訳ない。いろんな方々に迷惑とご心配をかけて…」と頭を下げた。弟弟子の不祥事に責任も感じながら39歳は、土俵で自身の相撲を取り続ける。

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