山下泰裕氏 柔道新ルール“日本つぶし”は否定

 全日本柔道連盟(全柔連)の山下泰裕会長(60)が14日、モロッコで行われた世界無差別選手権の視察を終えて羽田空港に帰国し、報道陣の取材に対応した。

 今月、国際柔道連盟(IJF)は18年1月から適用される新ルールを発表し「合わせ技一本」が復活することが明らかになった。

 IJFの理事として議論に関わった山下氏は「『日本が勝ちすぎだ』という意見が周りからあったから、日本にとってマイナスになるような動きがあるんじゃないかと心配していたが、それは全くなかった」と説明。今夏の世界選手権では、日本が混合団体戦を含む8個の金メダルを獲得したが、今回のルール改正が“日本つぶし”ではないことを強調した。

 あらためて近日中に報道陣向けに説明会を開く予定で、詳細については明らかにしなかったものの、一本を重視する流れは変わらないとの認識を示し、「(IJFは)一本勝ちではっきりした勝敗にしようと考えている。(その流れは)予想以上でした」と話した。

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