「フィギュアスケート・中国杯」（４日、北京）

　女子はショートプログラム（ＳＰ）７位の三原舞依（１８）＝シスメックス＝がフリー３位で４位。昨季世界ジュニア選手権女王のアリーナ・ザギトワ（ロシア）がＳＰ４位からフリー１位で逆転し、ＧＰ初出場優勝を飾った。

　最後の３回転サルコーを美しく決めると、開いた両手を小さく握った。ＳＰ７位発進の三原は大きなミスなく演じ切り演技後もガッツポーズ。「ＳＰ終わってから少し落ち込んだけど、気持ちのコントロールができた」という会心の舞を披露し、合計２００点超えで４位まで挽回した。

　前日のＳＰの直前の６分間練習でロシア選手と接触。関係者によると右ももの外側に少し痛みがあるというが「考えない、大丈夫って自分の中で言い聞かせて滑った」。影響を感じさせず、滑りきった。