リーチ主将5年越しの雪辱だ!因縁のスコットランド戦「今回はしっかり準備できる」

 4年に1度のラグビーの世界一決定戦、19年W杯日本大会の全48試合の対戦カードと開催会場が、決勝の2年前となる2日、発表され、9月20日に味の素スタジアムで行われる開幕戦では、1次リーグA組の日本が欧州予選1位と対戦することが決まった。日本代表主将のリーチ・マイケル(29)=東芝=は過密日程の回避を歓迎しつつ、15年のW杯イングランド大会で敗れたスコットランドへの雪辱を誓った。

 5年越しの雪辱に向けて最高の舞台が整った。日本は15年大会で敗れたスコットランドとリーグ最終戦で当たることが決定。至上命令の8強進出に向けて、日本代表主将のリーチ・マイケルは「試合と試合の間が7日くらいある。今から4試合にコンディションのピークをどう持っていくか考えたい」と腕をぶした。

 15年大会は初戦の南アフリカ戦から中3日で挑んだスコットランド戦で敗れ、8強を逃した。敗因の一つにはダメージの蓄積があり、「前半はいい勝負ができたけど後半で負けた」とリーチ。「今回は時間があるのでしっかり準備できる」。中7日と万全で臨む因縁マッチに自信をのぞかせた。

 戦友も同意見だ。ゲストとして会場を訪れた15年W杯日本代表FBの五郎丸歩(ヤマハ発動機)は「(前回の)W杯の体の疲労は想像以上だった」と明かし、「最後のスコットランド戦を見据えてリベンジしてほしい」と期待。同FWの畠山健介(サントリー)も「中3日はかなり厳しかったが、一週間は日本でもなじみのある期間」と太鼓判を押した。

 もちろんスコットランド以外にも強敵がそろうだけに、リーチは「4試合で楽な試合は1試合もない。すべて100%の力を出したい」と気を引き締めた。大舞台で大物食いを果たし、もう一度日本列島にラグビーフィーバーを巻き起こす。

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