清宮監督、2年目SO石塚を評価「無名の成城大出身が…」 ヤマハ発動機快勝

 「ラグビー・トップリーグ、ヤマハ発動機35-15NEC」(8日、あきぎんスタジアム)

 ヤマハ発動機が快勝で5勝目(2敗)。先発した2年目のSO石塚弘章(23)ら若手がトップリーグ初出場を果たし、3トライ差以上をつけるボーナスポイントを含めた勝ち点5を獲得した。

 石塚からの速いパスがトゥイアリイを経由し、SH矢富につながった。前半5分、先制のトライを演出。ただ試合後、石塚からは「ゲームをコントロールできなかった」と反省の弁が口をついた。FWのセットプレーや状況判断のミスも多く、試合の内容は悪かった。それでも清宮克幸監督(50)は「ラグビーでは無名の成城大出身の石塚が優勝争いをするチームの司令塔として、相手に狙われても体を張り続けた」と評価した。

 ヤマハの正SOはこの日控えに回った35歳の大田尾。FB五郎丸が「ヤマハも世代交代の時期」と話すように、若手が試合で経験を積めたことは大きい。ともにゲームメークを担った矢富も「初出場だが堂々としていた」と話し、不安は与えなかった。

 石塚はミスもあったがフル出場で貢献した。「80分間出場し、勝ち点5を取れたことは自信になる」と手応えも得ていた。

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