パナソニック7戦全勝 FB初先発の藤田が1トライ1アシスト
「ラグビー・トップリーグ、パナソニック45-0サニックス」(7日、秩父宮ラグビー場)
パナソニックは7戦全勝で白組首位を守った。
やはり背番号15が似合う。今季初めてFBで先発したパナソニック2年目の藤田慶和が、1トライ1アシストの活躍で開幕7連勝に貢献した。
藤田は3-3で迎えた前半14分、左サイドのアタックで左WTB福岡堅樹にクイックパスを送り、勝ち越しトライをアシスト。3分後には約40メートルを独走する豪快トライで一気にチームを乗せた。
18歳9カ月で日本代表デビューを飾った天才児も24歳。今年2月に左肩を手術したこともあり、ここまでWTBで1試合、リザーブから1試合出場にとどまっていたが、FB初先発を果たしたとたんの大活躍だ。
「出られない間は悔しかったけど、自分の課題だったディフェンスとハイボール処理の練習に打ち込めた。進歩したところはみせられたと思う」とキッパリ。笑顔でピッチを駆け抜けるワンダーボーイが帰ってきた。(大友信彦)