町田樹氏が異次元すぎる3部作 ドン・キホーテを万感ラスト舞

 「フィギュアスケート・ジャパンオープン」(7日、さいたまスーパーアリーナ)

 フリーだけで競われるフィギュアスケートの日本、欧州、北米チーム対抗戦が行われた。女子と男子の競技の間にはゲストスケーターが演技を行い、14年世界選手権銀メダリストで、“氷上の哲学者”と呼ばれた町田樹氏(27)も登場。今季のアイスショーで披露している前代未聞の3部作、約6分半に及ぶ超大作となっている「ドン・キホーテ ガラ2017:バジルの輝き」を舞った。この作品はこれで見納め。現役時代を彷彿とさせる切れ味鋭いジャンプと、独特の表現で異次元の“町田ワールド”を展開し、観客を魅了した。

 町田氏は独特の世界観と、秀逸なコメントとともに、ソチ五輪代表、世界選手権銀メダリストへと駆け上がった。14年全日本選手権後、世界選手権代表として名前を呼ばれたリンク上で突然、「今回、世界選手権代表発表の場に立つことができたことを光栄に思うと同時に、感謝の気持ちでいっぱいです。私事ではありますが、フィギュアスケート選手としての引退を本日、決断しました。つきましては、世界選手権の代表も辞退させていただきます」と、現役引退を発表し、早大大学院への進学を発表。会場はどよめき、泣き出すファンもいた。

 昨年のこの大会では、トランペットの音色にのせて、ジャンプのない「アヴェ・マリア」を披露。現在も大学で研究を続けながら、アイスショーにも出演している。モットーである“ティムシェル(自分の道は自分で切り開く)”な生き方を貫き続ける男から、今後も目が離せない。

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