白鵬 足の状態は「だいぶいい」 4横綱が奉納土俵でそろい踏み
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大相撲の4横綱が2日、明治神宮の奉納土俵入りでそろい踏みし、1600人の観衆を沸かせた。その後、全日本力士選士権の行われた両国国技館でも横綱全員が土俵入りを披露した。
左膝痛で秋場所を全休した横綱白鵬(32)=宮城野=は2度の土俵入りに「外と中だからね。気分は良かった。足の感覚とか土を踏んでいたか」と満足顔。患部の回復状態に関し「だいぶいい。体を作っていく段階で痛みがどう反応するか。一日一日を大事にしたい」と話した。
この公式行事は当初は欠席予定だったが休場力士の場所後の私的イベント参加に関し、協会側から指導を受けるなどし、急きょ参加。当面休場予定だった秋巡業にも意欲を見せ、「体と相談しながら最初から出るかどうか考えたい」と初日(5日)からの合流も視野に入れた。