三原舞依2位 ミス出て「悔しい」
「フィギュアスケート・オータムクラシック」(23日、カナダ・モントリオール)
海外試合初戦の三原舞依は、新しい青のグラデーションの衣装で臨み、冒頭から次々とジャンプを成功した。3回転を予定していた最後のサルコーが2回転になったことと、決めたかと思われた3回転フリップが不正なエッジ使用の判定を受けたこと以外はきっちり演技。「ミスなく滑ることができなかったのが悔しい」と話したが、平昌五輪出場へ、まずまずの滑り出しだ。
シニア1年目の昨季は四大陸選手権優勝、世界選手権5位など、躍進を遂げた。勝負の2年目。以前は感じなかった期待やプレッシャーも背負うようになった。「同じようにはいかないだろう」という不安から、試合前は「怖さもあった」と三原は言う。
それでも「怖さが立ちはだかっても、自分の力で乗り越えることを意識したい」と誓った。注目や期待と真正面から向き合い、さらに強くなってみせる。日本のエースとしての自覚を胸に、次戦のジャパンオープン(10月、さいたま)へと臨む。