本田真凜、新SPに太鼓判「すごいプログラム。涙が出てくる」 次戦でお披露目

金メダルを手に笑顔を見せる本田真凜(撮影・佐藤厚)
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 シニアデビュー戦となるフィギュアスケート・USインターナショナルクラシックを制した本田真凜(16)=大阪・関大高=が24日、米国から帰国した。成田空港を経て大阪空港に到着した真凜は「終わってから時間がたって、試合のことを忘れてしまった」と苦笑い。一番覚えているのは「衣装を(ホテルに)忘れたこと」と、ショートプログラム(SP)でのアクシデントを苦笑いで振り返った。

 Vデビューから1週間は喜びに浸っている暇などなかった。シニア初戦の直前にSPの変更を決断。試合後はカナダでフリー曲を修正した後に、米国・デトロイトに飛んで振付師のマリナ・ズエワ氏の元で新SPに取り組んだ。ピアノ曲だというその曲名はまだ明かしていないが「すごいプログラムができた」と真凜。「曲を聴いたら涙が出てくる。大人な感じ」と自身の進化を確信している。

 ほれ込んだ曲だけに、編集作業に自ら携わり「1秒にこだわった」と細部にまで自身の思いを詰め込んだ。「シーズン中に(プログラムを)変える選択は間違いじゃなかった。曲を聴いた時にイメージしたそのままの振り付けに仕上がった」と語る表情は自信に満ちあふれている。

 お披露目は次戦、GPシリーズ自身の初戦となるスケートカナダ(10月27日~29日)。残りは1カ月だが「すごい気持ちが乗っているから大丈夫だと思う。私の曲のイメージをみなさんに伝えられたら」と笑顔で語っていた。

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