末続慎吾 桐生の健闘たたえる「大変だったね。おめでとう」

 「陸上・日本学生対校選手権」(9日、福井県営陸上競技場)

 男子100メートル決勝で桐生祥秀(21)=東洋大=が9秒98の日本新記録を樹立し、日本人で初めて「10秒の壁」を破った。

 陸上男子200メートル日本記録保持者の末続慎吾(37)=SEISA=が、桐生の9秒台を受けてコメントした。「すばらしいです。そして、桐生君はやっと記録にとらわれずに、かけっこができたんだなと思いました」。100メートルの自己記録10秒03を持つ末続自身も、9秒台の壁突破を目指して闘ってきた。その生みの苦しみを知るだけに「大変だったね。おめでとう」と健闘をたたえていた。

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