山県亮太 サニブラウンら世陸代表の活躍に「そこに自分がいない悔しさあった」

 「陸上 中国五県対抗陸上・第1日」(19日、布勢総合運動公園陸上競技場)

 男子100メートルが行われ、リオデジャネイロ五輪代表の山県亮太(25)=セイコーホールディングス=が出場。予選は追い風参考記録で10秒08(追い風2・4メートル)、決勝は10秒17(追い風0・9メートル)で、日本人初の9秒台はならなかった。「もっとタイムを出したかった。実力不足です」と、悔しそうに話した。

 山県は3月に負った右足首のケガの影響もあり、今年6月の日本選手権で6位。今夏の世界選手権代表入りを逃した。100メートルで準決勝、200メートルで決勝進出を果たしたサニブラウン・ハキーム(東京陸協)や、リオ五輪とは山県を含め2人のメンバーが入れ替わった中で銅メダルを獲得した400メートルリレーなどライバルたちの活躍は、北海道・網走での合宿中にテレビで見た。

 「そこに自分がいない悔しさがあった」と素直な思いを吐露。「(サニブラウンは)存在感、スケールの大きさを感じた。刺激にして、負けないように頑張りたい。リレーは今度は金メダルを狙うチームになる。そのメンバーに入れるようにしたい」と、思いを新たにした。

 次戦は9月の全日本実業団(長居)。「状態は8割5分から9割戻っている。9秒台が期待されている中でしっかりと自分が出せるようにしたい」と、力を込めた。

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