バドミントンの世界選手権(21日開幕、グラスゴー)の日本代表が7日、都内で行っている強化合宿を公開した。女子ダブルスでリオ五輪金メダルの高橋礼華(27)松友美佐紀(25)=日本ユニシス=は再び心のスイッチを入れる戦いにする。
五輪後、高橋は「リオの時と同じ気持ちで戦えない」と目標を見失った。一時は引退も視野に入れたものの、5月に女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さんと会談する機会があり、「無理に気持ちを戻さなくていいんだ」と吹っ切れた。「今は金メダルよりも、まずはリオの時のように楽しくプレーしたい」。女王ペアとして気負わず自然体で臨む。