白鵬が歴代最多の通算1047勝 魁皇に並ぶ

1047勝のボードを手に笑顔の白鵬=愛知県体育館(撮影・棚橋慶太)
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 「大相撲名古屋場所・12日目」(20日、愛知県体育館)

 横綱白鵬が関脇玉鷲を下して、歴代最多の魁皇に並ぶ通算1047勝目を挙げた。今場所の成績は11勝1敗とした。

 玉鷲をかち上げて突き放すと、荒々しい張り手も見舞いながら前へ。左を差すと一気に寄り切った。

 前日11日目は、関脇御嶽海に苦杯をなめ、記録は持ち越しとなっていた。

 土俵下では審判を務めていた元魁皇の浅香山親方が見守っていた。白鵬は若手のころから魁皇を尊敬する力士の一人に挙げていた。

 今場所の優勝争いの面でもトップを走っている。1敗の白鵬を2敗で平幕の碧山が追っている。新大関の高安は、栃煌山に敗れ4敗目を喫した。

 ◆大相撲の通算勝利5傑(2017年7月20日時点)

(1)魁皇   1047

(1)白鵬   1047

(3)千代の富士1045

(4)大潮   964

(5)北の湖  951

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