飯塚翔太スペインから帰国「刺激もらった」

 陸上男子短距離で世界選手権(8月、ロンドン)代表の飯塚翔太(26)=ミズノ=が16日、スペイン遠征を終えて成田空港に帰国した。ワールドチャレンジ・マドリード大会では、200メートルで20秒69の4位。「満足はしてないが、全体を通してまずまず」と、本番前最後の調整レースを振り返った。

 今回優勝したアイザック・マクワラ(ボツワナ)は、今季最高の19秒77をたたき出した。完敗した飯塚は「速かったですね。最初後ろだったが、並んでズルズル(離される)とかじゃなく、通り過ぎていく感じだった」と目を丸くし、世界選手権に向けて「今回優勝した19秒7くらいのタイムは出さないといけないと思うので、刺激をもらった」と奮起。目に焼き付けた残像を糧にする。

 7月上旬の発熱の影響もあるのか、感覚のズレを課題に挙げつつも、「もう少しでつかめそうなので、そうすれば一気に記録が伸びそうな感じがある」と手応えも口にした。「世界選手権で20秒2~3を予選で出せる状態にすれば、決勝も可能性があると思う」。ロンドンで刀を抜く準備はもうすぐだ。

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