20mの巨大“鬼塚コース”できる スノボ女子の金メダル候補に強力援軍

 スノーボード女子スロープスタイルで15年世界選手権金メダルの鬼塚雅(18)が14日、リゾート施設などを運営する「星野リゾート」と所属契約を結んだことを発表し、都内で会見を行った。

 同社のスキー場、アルツ磐梯(福島県)で幼少期から腕を磨いてきたことが縁となり、平昌五輪直前の今冬には鬼塚専用の練習コースが設置される。メダルも期待されるホープは「所属決定もうれしいが、練習環境が整ったことがうれしい」と喜んだ。

 特に目玉となるのが、今まで国内になかった20メートルの巨大なジャンプ台だ。建設、維持費などを合わせた費用は数千万円に上るとみられるが、金メダルへの“予行演習”が可能となる。同社の星野佳路代表は「要望があったので、目標を達成するためにつくりたい」と胸をたたいた。

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