日本、オランダに3-2逆転勝ち 中田監督も納得「全てがいい経験」

 「バレーボール女子・ワールドグランプリ・オランダ大会」(9日、オランダ)

 世界ランキング6位の日本は同7位のオランダに3-2で逆転勝ちし、通算2勝1敗とした。次週は14日からの仙台大会でタイ、セルビア、ブラジルと対戦する。2セットを先取された日本は途中出場の冨永こよみ(上尾メディックス)、新鍋理沙(久光製薬)の活躍で流れを引き寄せ、第3セットからの3セットを奪った。古賀沙理那(NEC)が両チーム最多の22点を挙げた。

 リオ五輪4位の難敵オランダに日本は敵地で逆転勝ち。新体制スタートの3連戦を2勝1敗とし、中田監督は「チームにとって全てがいい経験になっている」と納得の表情だ。

 流れを変えたのは選手交代。第3セットからセッター冨永、対角には守備力のあるアタッカー新鍋を起用。古賀を攻撃に専念させることができた。3連戦でベンチ入り14人全員が出場し、監督は「いい選手に恵まれてやりがいがある」と話した。

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