錦織圭、3回戦で敗退…2年連続ベスト16はならず 第4セット、サーブミスで崩れる

 「テニス・ウィンブルドン」(7日、ロンドン)

 男子シングルス3回戦で、世界ランク9位、第9シードの錦織圭(27)=日清食品=は同19位、第18シードのロベルト・バウティスタ(29)=スペイン=に4-6、6-7、6-3、3-6で敗れた。2年連続の4回戦(ベスト16)進出はならなかった。

 第1セットはお互いがサービスゲームをキープし合う展開で、4-5で迎えた第10ゲーム。ジュースに持ち込まれ、最後は錦織にミスが続けて出てバウティスタがブレーク。このセットを落とした。

 第2セットは第5ゲームで2本のブレークポイントを得たが、崩しきれず。第7ゲームもブレークポイントを迎えたがものにできずに競り負けた。タイブレークで先に自身のサービスを破られ、競り負けた。

 後がない錦織は第3セットの第8ゲーム。この試合10度目となるブレークポイントをものにして、初のブレーク。続く第9ゲームにダブルフォールトなどでピンチを迎えたが、何とかキープして1セットを取り返した。

 第4セットは第1ゲームでいきなりブレークし、勢いに乗るかと思われた。しかし、第4ゲームでバウティスタにブレークされると、第8ゲームでダブルフォールトを連続して出してしまうなど、サービスでミスが続き、またもブレークされた。次のゲームでも反撃はならず、2017年のウィンブルドンを終えた。

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