田代未来、リオ五輪以来の国際復帰戦で存在感「63キロ級には私がいると」

 柔道のグランプリ・フフホト大会(中国)女子63キロ級を制した、リオデジャネイロ五輪代表の田代未来(23)=コマツ=が3日、羽田空港に帰国した。

 昨年11月に左手首を手術し、リハビリを経て6月に実戦復帰。立ち技、寝技ともに積極的に攻めてオール一本勝ちし、リオ五輪以来の国際大会で存在感を示した。

 「結果が出たのはよかったけど、それよりもあの舞台で強豪と試合できたのがうれしかった。(手術明けで)どこまでできるかわからなかったけど、思ったより冷静にできて、試合を楽しむことができた」。言葉には柔道ができることの喜びがにじんだ。

 今夏の世界選手権(8~9月、ブダペスト)では有力選手がいないことから、同階級の代表派遣が見送られた。「昨年私が結果を出せなかったせいでもある」と第一人者として反省を口にしつつ、「『63キロ級には私がいるんだぞ』と思って今回の試合に臨んだし、これからは結果を出すことが最低限だと思う。全部勝つつもりで引っ張りたい」と完全復活を予告。来年以降の世界代表返り咲きを目指して歩み出す。

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